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団体紹介

くにびきエコクラブは、2009年に設立された環境市民団体です。人々に地球環境保全を呼びかけるさまざまな活動を行っています。 中でも 最も中心的な活動が｢環境創作劇｣の上演です。地球環境に関わる問題を身近な設定で描いた劇を学校や公民館、イベント会場などに出掛けて上演し、そのあとに続く講座で劇を見た子どもや大人たちとテーマの問題について共に考え、自らの生活の中で行動を見直すきっかけにしてもらおうとするものです。

これまでに上演してきた劇のテーマは、二酸化炭素削減による地球温暖化の防止、食べ物を大切に、資源を大切に、プラごみ削減による海洋汚染防止、　コロナウイルスとの共存を考える、そのほか多数に上ります。 クラブ設立以来11年間の開催総数は57回、鑑賞者数は延べ約１万人にも上り、島根県民の約1.5パーセントを啓発したことになります。そうした実績から2014年に 地球温暖化防止活動環境大臣表彰を、2018年には 県民いきいき活動奨励賞を授賞しました。

この他の活動では、環境保全の野外活動があります。クラブ独自で、あるいは他団体との共同活動として行っているもので､日本海沿岸での漂着ごみ回収、宍道湖岸の清掃やヨシ刈り、里山保全の竹林整備などがあります。 　また、駅前や店頭に立ち、ちらしを配りながら直接市民に｢資源を大切にしよう、プラごみを減らそう｣などと訴える街頭啓発活動も行っています。

現在、当クラブの会員数は30名余り。クラブの創設経緯から会員の多数が高齢者ですが、これからは より幅広い年齢層の人々を会員に迎え、さらに大きなうねりの活動にしていきたいと願っています。

くにびきエコクラブの連絡先などの詳細は、ウェブサイト「島根いきいき広場」や「ポタちゃんサイト」の団体紹介に掲載しています。 環境の改善に意欲のある方、演劇に興味をお持ちの方の入会をお待ちしています。